読書感想ブ⑧:頭の体操 作者:多胡輝
頭の体操とは
クイズ本ですが、他のクイズと大きく違うのは、常識にとらわれないということ。
固定概念をなくすことができないと問題を解くのは難しい。
とても面白い問題が多くあり、全部で23巻まで出ている。
頭の体操〈第1集〉パズル・クイズで脳ミソを鍛えよう (光文社知恵の森文庫)
- 作者: 多湖輝
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 1999/04/20
- メディア: 文庫
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頭の体操〈第2集〉百万人の脳ミソに再び挑戦する (光文社知恵の森文庫)
- 作者: 多湖輝
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 1999/07/20
- メディア: 文庫
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絵がすごい特徴的で好きだった。
レイトン教授シリーズの問題監修も多胡輝さんがしている。
固定概念にとらわれない人が”頭いい”人だと思う
固定概念にとらわれてしまうと、この本に出てくるクイズを解くのは難しい。
その言葉から想像してしまうことにとらわれてしまうと、回答まで導くことができない。
たまたま「頭の体操」で検索していて面白いブログを見つけた。
ここに出てくる問題も、固定概念にとらわれると回答は難しいと思った。
今手元にあるのは、「頭の体操15」なので、この中から1問出題する。
回答は、コメント欄に記載!(コロネさんパクります、すいません><笑)
問
「たいていの人は書くことができるか、有名な小説家にはどうしても書くことができないものがあるという。それはいったい何だろう。」
勉強するというのは、頭を悪くすることだと思っている
勉強するというのは、ある問いに対する答えを1つにすること。疑うことなく事実を受け入れること。
結構勉強していた方だが、「あ〜、バカになっていくな〜」と思いながら勉強していた。
今でも思うが、勉強しているから頭が良いというのは大間違いで、勉強したら固定概念の塊になるだけである。
特に日本の教育で求められているのは、疑うことなく他の人と同じ答えを導き出す能力だから、頭を使わなくてもいい成績を残すことはできる(暗記の時間は必要だけど)。
学歴がある人は、「記憶力はあるけど、思考能力はまだこれから身につけなければならない」ということを肝に命ずるべきだと思う。
クイズを解く楽しさと、プログラミングを作る楽しさは一緒⁉︎
前のブログと内容がかぶる。
思えば自分の好きなこと(算数・クイズ・麻雀)を考えると、プログラマーにはなるべくしてなったような気がする。
クイズというのは与えられた条件を元に、答えを絞り込む、あるいは導き出すというもの。
プログラミングは、成したい結果を満たすために、持っている言語を組み合わせるというもの。
両者とも使っている脳は一緒なきがする。
クイズもプログラミングも、「言い換え」をすることが重要だと思っている。
ヒント的なものと考えると伝わりやすいかもしれない。
プログラミングでやりたいことも、うまく言い換えれば簡単に実装できることもあると思う。
和文和訳ってヤツ⁉︎
まとめ
多胡輝さんは心理学の本も書いているので、そっちも読みたくなってきた。
面白い挿絵と共に、印象深い心理学の知識を教えてくれるので読んでてすごく楽しかった。
「ホームレスらしく振舞っている人はホームレスになり、社長らしく振舞っている人は社長になる」などのルールは、らしく振舞えばその通りになるという人間の面白さを表していると感じた。
自分もブログを書くときは、人気ブロガーの気分で書いている。