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hulu活用②:フジコ【ネタバレなし】 ~ 一人の女性の絶望的な人生がナマナマしく描かれ、すべてのクオリティが高く目が離せなかった

 

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久しぶりにはまったドラマ、衝撃的内容に目が離せなかった

 

kanachanta0916.hatenablog.com

 

huluのおすすめ動画紹介第2弾。

前は綴り間違えてますね。。。

 

「フジコ」

リンクはこちら。

 

www.hulu.jp

 

「フジコ」という女性はのべ15人を殺害したため、死刑申告が出された。

11歳の頃に一家惨殺事件の生き残りとして叔母の家に引き取られたが、それがトラウマとなり人生の歯車が狂っていく。

幸せになろうと努力するのだが、いつも不幸な結末が待っており、親の呪いのように親と同じよな人生をたどっていってしまう。

 

全6話で、1話は1時間くらいだが、内容が濃く、また少しグロテスクな内容になっているために精神的にも体力的にもすごく疲れる。

 

人によっては向いていないジャンルだが、少し残酷な話が好きな自分としては久しぶりにハマった良作だった。

 

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人生の節目節目で不幸になっていくフジコに、自分の人生が照らし合わされた

 

第2話の内容になるが、まずはフジコにとって新しいスタートとなる、転校先の小学校での話。

ここでは楽しい学校生活が待っているわけではなく、どちらかというと家庭環境など自分の力ではどうしようもない力関係によって築かれている、権力関係のある社会が待っている。

自分は男なので、女の子がどういう社会になっているのかは分からないが、ここで描かれていたのはとても嫌な女の社会だった。(ネタバレになるので略)

 

自分は小学校時代は嫌な思い出しかないので、フジコに同感した。

自分は思い出すのも嫌だ。

 

第3話は中学・高校に入ってフジコが恋をする話。

女の人にとってはいい旦那さんを見つけて子供を産んで幸せな家庭を築くというのが人生の目標になることが多いと思うのだが、フジコも同じように幸せな家庭を築くことを望んでいた。

相手を見つけることはできたのだが、色々と困難が襲いかかってくる(この辺はまぁありきたりと言えばありきたりな気がする)。

 

自分も高校の時は恋人もいたが、色々と悩んだりして大きく成長したと思う。

 

この後フジコはキャバ嬢になり、夫を見つけ子供を産むことになる。

 

ん〜、自分もいつかは結婚するだろうか、今は想像も付かない。

 

ネタバレしない程度に、ざっくりと紹介。

一応言っておくと、ミステリーなので5話、6話は真実が判明されてきて、結末までどんどんストーリーに惹き込まれていきます。

 

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我慢できずネットでネタバレを見、今までにない絶望を感じた

 

小説がもとになっているのだが、小説ではhuluには収録されていない衝撃のラストがある。

まぁ知った後は映像にもヒントはあったなと思ったが、自分は違和感は感じたけれども気づくことはできなかった。

 

殺人鬼フジコの衝動 (徳間文庫)

殺人鬼フジコの衝動 (徳間文庫)

 

 

内容を知ってもらうとわかるが、絶望の底が見えかけた時に、さらに奥に広がる闇が見え自分は震えが止まらなかった。

内容が絶望的なだけに、さらに先が待っているとはまさか予想もしなかった。

 

小説を読むとより詳しくわかりそうなので、自分は読もうと思う。

続編も出ており、2冊読むことでその全貌がわかるということなので、2冊とも読みたい。

 

インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実 (徳間文庫)
 

  

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「イヤミス」というジャンルを知った、いや、知ってしまった

 

イヤミス」というのは、イヤな気分になるミステリーのこと。

有名どころでは、告白なんかがある。

 

告白

告白

 

 

告白も衝撃的で、本は1日で読んだし、映画も面白かった。

イヤミスというジャンル、どうやら自分の好きなジャンルらしい。。。

 

まとめもあったので、紹介する。

 

matome.naver.jp

 

どれも興味深い。

 

ボトルネック (新潮文庫)

ボトルネック (新潮文庫)

 

 

こちらは東尋坊が題材になっているのかな⁉︎

福井出身として、これは読みたい笑

 

福井出身の作家が書いた作品である「ハサミ男」は読んだ。

なんだかんだ自分は福井好きかもしれない笑

 

ハサミ男 (講談社文庫)

ハサミ男 (講談社文庫)

 

 

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後語り

殺人鬼フジコの衝動然り、告白然り、ハサミ男然り、読んだ後に衝撃が走る本というのは、相手も読んでいないとなんとも表現しづらく、ネタバレ無くしては語りきることができない。

 

もし、まだこの衝撃を味わったことがない人は是非読んで、この衝撃を体験してほしい。

相変わらず忙しい毎日だが、また一つ新しい娯楽を見つけてしまった。

 

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