ガチ勢の道も一歩から

無理のない範囲で雑多なブログを書いていきます。

すべらない話①:外国人一家を助け、その文化の違いに人助けの難しさを知った話(´・ω・`)

 

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1年くらい前に、バス停で外国人一家を助けた。

 …いや、助けられなかったのかもしれない。

個人的に面白い話だったので、書いてみる。

 

20時くらいにバス停で、外国人一家に出会った

いつものようにアルバイトが終わって帰るために、バス停でバスを待っていた。

そしたら、後ろの方で英語が聞こえた。

 

外人父:「すいません、関西空港にはどうやって行けばいいですか?(斜体は英語と思ってください)」

 

話しかけられていた会社員の人は英語がわからないらしく、「誰か英語分かる人いますか〜」と助けを求めていた。

自分は英語が一番得意で、積極的に外人と話すようにしていたのでここは自分が対応しようと決め、外国人一家に話しかけに行った。

 

その外国人一家の家族構成は、父・母・兄・弟の4人家族。

母親はフードをかぶっていた。

外人父が僕にも同じく「関西空港にはどう行けばいいですか?」と聞いてきた。

 

 自分はどうやっていけばいいのかわからなかったが、待っているバスが関西空港に行かないことはわかっていた。

周りの人に「関西空港にはどうやっていけばいいですか?」と聞いてみたのだが、誰も答えてくれなかった。

おそらく外国人と関わるのが嫌なんだろう、いいや、自分で調べに行こうと全部のバスの行き先が載っている時刻表ボードを見に行った。

ちなみに2階に時刻表があり、1階に何個かのバス停がある。

 

自分:「一緒に観に行きましょう

と外国人一家に話しかけ、見に行くためにバス停から歩いて行ったのだが、後ろを振り返ると外国人一家は付いてきてなかった。

この時に少し違和感はあった…

 

 関西空港にここから行くのは難しいらしい

一人でバスの時刻表ボードを見たが、どこにも「関西空港行き」はなかった。

調べるより人に聞こうと思い、近くの「ビアードパパ※」の店員さんに

関西空港にはどうやって行ったらいいですか?」

と聞いてみた。

 

※「ビアードパパ」というシュークリーム屋さん

www.beardpapa.jp

 

店員さんは、

「バス停がある方と反対側の出口に行くと、関西空港に直通のバスがありますよ。ただ、今の時間はもうないかもしれないですね。」

と答えてくれた。

 

よし、とりあえず間に合うかわからないけどこの情報を外国人一家に伝えようと思い、急いでバス停に戻った。

 

 2階から元いた1階のバス停を見下ろし、こちらを見ているであろう外国人一家を探した。

 

 

…あれっ、いない。

 

 

とりあえず自分の元いたバス停に戻る間に色々考えた。

 

-もしかしたら他の人に助けてもらったのか。

-他の場所で探しているのか

-でも人に依頼しといて勝手に行動するのは失礼じゃないか

-異文化の人たちだから向こうの文化では当たり前なのか…

 

考えているうちに、元いたバス停に着いた。

ちょうど乗りたかったバスがきていて、なんとか自分も乗ることができた。

少しきになるけど、なんとかなったんだと思い込んで忘れようと決めた。

 

 

…けど、バスに乗ってすぐのところに、外国人一家が乗っていた。

 

疑問が増えてきて、混乱する

自分の乗りたいバスでこれだけは言える。

関西空港には絶対に行かない。

 

なんとかこの事実をこの外国人一家に伝えなければ(最初に伝えているけど)と思っていると、外人父はバスの運転手と話しているみたいだった。

 

外人父:「関西空港にはどうやって行ったらいいですか?

 

バスの運転手も英語がわからないらしく、英語が話せる人の助けを求めていた。

ここでも自分以外は名乗り出なかったので、再度自分が話を聞くことになった。

 

外人父:「関西空港にはどう行けばいいですか?

自分:「(運転手へ)この人、関西空港に行きたいみたいなんですが、どうやっていけばいいでしょう?」

運転手:「今からだと、一回新大阪までJRで戻って、そこで電車があればいけるかも…ただ時間的にあるかどうかギリギリですね。」

自分:「わかりました。そう伝えます。」

 

う〜ん、やっぱりこの時間的に今から行ってたどり着けるか微妙らしい。

急いでもらえるように、外人父に伝えた。

 

自分:「一回新大阪まで行って、ギリギリ間に合うかわからないですが電車があれば関西空港まで行けるかもしれないです。

外人父:「そうなんだ、ありがとう。

 

走れば間に合うかもしれない。

頑張れ、外国人一家。

 

そう思っていたら、外人父は、そのまま席に座った。

 

 

 

…えっ、話聴いてた⁉︎

 

 

 

腑に落ちない種明かし

間に合うかギリギリの状況で、行き先が違うバスに乗り、このまま行こうとしている一家。

何がなんだかわからない。

 

運転手もこのまま出発するのはまずいと思い、

運転手:「(自分に向かって)…出発しても大丈夫でしょうか⁉︎もう一回説明してもらってもいいですか。」

と言ってきた。

 

そりゃそうだ、もう一回説明しよう。

 

自分:「すいません、関西空港に行くには降りないといけないので、急いで降りた方がいいと思うんですが…

 

そしたら、外人父からは予想外の返答が来た。

 

 

 

外人父:「いやいや、関西空港に行くのは明日だよ。

 

 

 

えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。

 

 

 

そう、僕が一生懸命あいだを取り繕って、行きたくもない関西空港の行き先を調べたのは、すべてこの外国人一家の明日の予習のためだった。

 

 

 

それ最初にいったら良くない⁉︎

「明日関西空港に行きたいんだけど」で良くない⁉︎

自分がここまで頑張っているの見て途中で言う気にならんの⁉︎

 

 

 

…疲れた、疲れたけどバスの運転手にこう伝えた。

自分:「なんか、関西空港に行くのは、明日⁉︎みたいです…」

 

静かにバスは出発した。

 

 

外国人一家はきっとこのバス内でもトラブルを起こすだろうと予想して、近くに座った。

観光に来ているのだろうか、バスの中では4人が日本を楽しんでいた。

それが少し自分をイライラさせた。

 

まだお礼は言われてないので、おそらく帰る頃に一言あるだろうと準備をしていた。

何か貨幣的なものをもらえるかもしれないし、お菓子か雑貨かわからないけど、貰えるだけ尽くしたとは思ったから、貰える体制は整えておこうと心の準備をしていた。

 

 

自分の降りる前で外国人一家は降りるようだった。

 

 

 

くる。

 

 

 

…っと思っていたら、こちらの方を一度も見ることなく、その一家はバスから降りて行った。 

そっか〜、ノールックか〜。

 

 

 

…人助けって、難しいですね。