「428〜封鎖された渋谷で〜」という神ノベルゲーを終えた感想
「428〜封印された渋谷で〜」とは?
このゲームは2008年12月4日に発売されたサウンドノベルゲーム。
ノベルゲームは「かまいたちの夜」「428」「四八(仮)」なんかが有名。
自分はこのゲームが初めてで、auスマートパスに無料でありやってみてどハマりした。
アプリは1800円で購入できるため、これは買うべき。絶対に後悔はしない。もし満足できなかったら全額負担する。
ばらばらだったストーリーが1つに集約していく
渋谷で双子の姉が誘拐されるという事件が発生し、妹が身代金を渡すところからストーリーは始まる。
自分がそれぞれ「刑事」「KOKという渋谷の若者集団の元ヘッド」「ウイルス研究の第一人者」「とある雑誌の記者」「着ぐるみを被った人」の誰かになり、その人の目線で話が進んで行く。
最初はそれぞれ関係のない人たちなのだが、やがて1つに集約していく。
映画でいうフィッシュストーリーみたいで、どんどん話が繋がっていく様が面白い。
最初はそれぞれの自己紹介、家族構成、上司や部下の説明などが入るが、後半になってどんどんフラグが回収されていく。
家族愛、上司と部下の関係、男女愛など、いろいろと熱いものが繰り広げられていき、登場人物にスッと感情移入できる。
エンディングがいくつもあり、それぞれのエンディングを見た後に残る感情はなんとも言い難いものがある。
終わった後の爽快感はたまらない。
1時間ごとに動画が入り、やめどきが分からない
最初は午前の9時から始まり、20時までをそれぞれの登場人物ごとに1時間ずつ見ていくのだが、最初に次の1時間の予告動画みたいなものが入る。
それが次の気になる展開をまとめたもので、「後1時間だけやろう」という気にさせられる。
正直休日にやることをオススメします笑
ちなみに、全体で10時間もあればエンディングまで見ることができる。
1時間の区切りがついた時には、「to be continued」のテロップが出るのだが、その区切りもまた上手い。
「えっ!」と思ったところで次につなげられると、これもまたやめられなくなってしまう。
おまけのコンテンツも豊富
実はおまけはまだ全てやり終えていないのだが、おまけも豊富だ。
メインの登場人物以外にも個性豊かな登場人物が登場するのだが、その一人ひとりに密着した「スペシャルエピソード」や、「カルトクイズ」でストーリー中の細い部分を問題にしたもの、追加のボーナスシナリオ、真ENDなど、一旦エンディングまで終わらせてもやることは多い。
間違った選択しを選ぶと「bad end」になるのだが、それを全て見ないと見れないストーリーもある。
実はまだおまけの要素は堪能できてないため、次の休日でやろうと思う。
結構ストーリーが重く緊迫するため、少し疲れたので一気にはできなかった笑
当たり前のことだけど、人生は選択の連続だなと気付かされた
「あの時ああしておけば」
「誰かがあそこで行動していてくれれば」
ということがゲームの中で頻繁に起こる。
直接関係のなさそうなことも、実は他の人にとって重要なことだったりする。
ゲームではやり直しがきくけど、現実の世界ではやり直しが効かない。
このゲームをした後の感想としては、「現実世界って本当にハードだなぁ」ときっとあなたも思うはず。
それくらい正しい選択を皆がしないと、成功はできないのだなぁと感じた。
そう考えると、成功するというのは本当に奇跡なのかもしれない。
ただ、意外と奇跡は起こるものなので、現実世界も捨てたものではないのかも。