読書感想ブ⑨:名作コピーの教え 作者:鈴木康之
ただただ面白い本だった
もともとCMや広告が好きで、自分で少し言葉のセンスをつけたいと思いこの本を購入した。
分厚い本だがあっという間に読み終えた。
ただただ面白かった。
言葉のセンスを磨くにはどうしたらいいのだろう。
自分はブログを始めた理由の1つに、言葉のセンスを磨きたいというものがある。
少しでも言い回しを工夫することで、人への伝わり方も変わってくるように思う。
タイトルなんかは一番工夫できるところなのだから、もっと工夫する必要がありそうだ。
自分はまだ手を抜いている感がある。
この本を見返して、少し言葉のセンスを上げていきたい。
キャッチコピーは言葉の選びのセンスが詰まっている
この本の中で知ったもののなかで一番好きなのはこの「スナフキンシリーズ」。
毎日新聞に1つ載っていたらしいが、少ない言葉数で様々なことが頭のなかに想像できる。
言い回しも面白く、はっときづかされることも多い。
読んでいてすごく楽しくなる。
ブログは割と多くの文章が書けるため詳しく記述できるが、広告ではそうはいかない。
だからこそ一言一言に思いが込められている素晴らしい作品ができるのだと思う。
自分が実際に見て衝撃を受けたのはこれ。
この広告をみただけで頭のなかでいろんなことが想像できたし、その発想はなかったなと驚かされた。
こういうセンスはどうしたら身につくのだろう。。。
これがプロの仕事かと思った。
面白いと思ったCM集
本のなかではCMも紹介されている。
MY FIRST AOMORI : PRCM [1-12] - YouTube
青森出身の芸人もけっこう豪華。
ストーリーがしっかりしている。
東京ガス CM 「家族の絆・お弁当メール」篇 - YouTube
母と息子の話。
けっこう感動。
徹底して素人感を演出したらしい。
関西では知らない人はいないし、ニコニコ動画などでも人気だ。
最近だと携帯会社のCMやカップヌードルなどが面白い。
自分はCMを飛ばす機能は使わない。
こんなに面白いCMがたくさんあるのに見ないのはもったいない気がする。
これからもいろいろなところに目をはっておきた
この本はキャッチコピーの技術を身につけるためにいろいろな教えをまとめている。
読んだのが少し前で、面白くて読んだ感じなので、せっかくなのでもう一度読み返して少しでも技術を吸収したい。
はじめにだいじなことにはこう書いてある。
ひと噛みごとに噛み砕くように注意深く読んでください。
そして、勉強する者らしく繰り返し読んでください。
自分はどっちかというと多読派で、新しい本をどんどん読んでいく傾向にある。
しかし、こういう何度も読み返すべき本は繰り返し読まないといけない。
この本は吸収すべき箇所が多すぎる…
コピーのストック
というレクチャーがある。
これは皆自然とやっていることなのかもしれないが、自分は気に入ったフレーズは普段の会話に入れるようにしている。
自分のボキャブラリーが少し増えたような気がして嬉しくなるし、言いたくなるフレーズを知れるとついつい話したくなる。
また、観察力というのが大事らしい。
だいたいいいキャッチコピーというのはどこか「やられた」という感じがある。
普段何気なく気づいていたのに、それを言葉にすることができていなかったということだと思う。
だから、これからはもっと注意深く観察していきたい。
ブログを書き出してから、少しは観察力がついたはずなのだが…
まとめ
自分はもともと理系で、国語は好きではなかったが、高校2年生のときに東進衛生予備校の国語の授業を取り(今でしょ!の人ではないですが笑)、そこで読書の面白さに気づいた。
理系にも関わらず国語の勉強ばっかりしていた、というかとにかく本が読みたくて、本を読んでいるようなものなので国語の勉強が楽しくてしょうがなかった。
自分はまだまだ国語の能力がなく、これから先も勉強することがいっぱいあるように思う。
こうしてブログを書くことでその能力が上がるはずなので、絶対に継続しようと思う。
もうすぐで50記事になるし、自分にしてはよく頑張っているように思う。
いつか花咲く日が来るまで頑張りたい。